コアマッスルを鍛え美しい姿勢を得る

正しい姿勢は、全身の筋肉を使いますが、慣れないうちは、長時間美しい姿勢を保つことが出来ず、一瞬だけ正しい姿勢を保ち、直ぐに、元の悪い姿勢に戻ってしまいます。

長時間、正しく美しい姿勢を保つためにはコアマッスル(深層部の筋肉)を鍛える必要があります。

そうすることで、美しい姿勢が無理なく維持できるようになります。

腰や膝などで重心をとるのではなく、腹筋と背筋、更には身体の内側の筋肉を意識する事がポイントです。
基本姿勢を忘れずに、コアマッスルを鍛えましょう

1:腕を真直ぐに伸ばし真直ぐに立ちます。(指先まで真直ぐにを意識します)

基本姿勢で立ち、両手を横に広げます。
伸ばした腕が床と平行になるように指先まで意識し、真直ぐに伸ばします。
ヒップを引き締め、下腹部から腹筋を使い骨盤を真直ぐにします。
床・骨盤・腕が平行である事がポイントです。

2:骨盤をゆっくり廻します

骨盤の内側の筋肉を意識し、ゆっくり呼吸を行いながら、骨盤をゆっくり廻します(腰回し)。
この時、腕が床と平行を維持します。
呼吸を止めずに、左右10回まわします。大きくキレイな円を描くようにしましょう。

3:脚を大きく一歩前に踏み出します

腹筋を意識して力強く脚を大きく踏み出し膝を曲げます。(腕も真直ぐ前へ)
この時に、爪先と膝は同じ方向を向いていることと、爪先よりも、膝が出ていないことを確認してください。
横から見たときに、耳・肩・床までの線が身体の真ん中を通ることを意識します。
体幹部の筋肉をシッカリ意識し、姿勢を保ちましょう。

4:伸ばしたまま腕を外側へ広げるようにウエストからねじります。(内側の筋肉を抜かないでキープ)

呼吸を止めずにゆっくり吐きながらウエストを絞るように身体をねじり、10秒間を左右5回ずづ行います。
伸ばした手は床と平行になるように真直ぐに維持し、反対側の手は軽くモモに添える程度で、寄りかかってはいけません。
体幹部の力が抜けると腰に負担を掛けますので、体幹部を意識してシッカリ上体を引き上げましょう。

これを、まず一週間程度継続できるようにしましょう。
身体のコアの部分が鍛えられ、姿勢をとりやすくなるなることを実感できます。