習慣化した姿勢意識が美しいボディーラインを作ります。

「姿勢」は、一日に何度も繰り返し行われる「日常動作」の一つです。

悪い習慣が日常化するのと、良い習慣が日常化するのとでは、年月を重ねていくと、そのボディーラインの差は歴然としたものになります。

そんなことわかっているけど、美しい姿勢を習慣化するまでが大変という方は、4つの方法を試してみてはいかがでしょうか。

1:鏡を見る習慣をつける
先ずは、自分の状態を知ることからスタートです。
鏡を見ることは、姿勢を直接視覚で感じることができるため、有効です。

更に、鏡を見ると、身体の歪みもチェックしやすいです。
美しい姿勢を維持するために、是非、鏡を活用しご自身を見つめなおしてはいかがでしょうか。

※鏡を使って魅力アップ

服装や身だしなみに気を使っている、見た目も特に悪くない。しかし、いま一つ華がないような感じがするという方は鏡をうまく活用しましょう。

鏡は女子力をアップさせてくれる重要アイテムです。
特に全身鏡(姿見)は、姿勢を整えるのに有効で、無理なダイエットをしなくても、美しいボディーラインを作ることが出来ます。

ダイエットとは減量ではなく、無駄なものを取り除き、美しくなることです。洗練された女性は、洗練された「振る舞い」が身に付いています。

日ごろの振る舞いが、雑でだらしない振る舞いをしていたとしたら「振る舞い」もしっかりチェックする必要があります。

鏡に描いている自分の姿は、本当は実際の姿とは違うかもしれません。客観的に自分を映し出してくれる鏡を使って、より美しい女性を目指しましょう。

参考:ポスチャーダイエット

体重を落として服を着てもかっこよくない。痩せたくないパーツまで痩せてしう。無理なダイエットは続かない。運動の時間がない。など、色々です。

ダイエットはきつく、つらいものという考えは捨てて、体重にこだわるのではなく、ボディラインに着眼することで、つらくない正しいダイエット法に繋がります。ボディラインを整えるダイエットなら無理なくで実現できます。

ポスチャーダイエットは、姿勢を意識することでボディーラインを整えるダイエット法です。

骨格のバランスを意識して正しい姿勢を取ると、全身の筋肉を使います。反対に筋肉を緩めて立つと、骨格のどこかに負担をかけたり、バランスの悪い姿勢になります。

痩せたのに、あまりかっこうがよくないという方は、悪い姿勢の方が多いものです。良い姿勢で日常を過ごすと、ウォーキングなどの日常動作のなかで、気になるパーツを意識しシェイプアップできます。

○導入:腹筋を意識する事により、横からの見た目のラインが真直ぐになります。実際、ウエストサイズの差は腹筋を意識しないで立つのと数センチの違いがでます。

例えばゴムのスカートをはき続けると、クビレが消失すると言われています。 筋肉も、使っていないと、たるみが生じます。少し姿勢を意識しただけで、一瞬にして身体のラインが整い、ウエストのサイズダウンも可能となります。

○ヒップ:ヒップは下半身の中でも、特に大きな筋肉で構成されています。それだけに、日常の姿勢が美しいヒップラインの鍵となります。どんなに痩せても、外に広がったヒップでは見た目老けてみえます。筋肉でキュッとアップしたラインを作りましょう。

姿勢を意識したヒップラインと意識しないラインとではヒップのポジションが一目瞭然です。
腹筋と背筋で上半身を意識して、更に、ヒップの筋肉を内側に意識します。
それだけで使われる筋肉が増しますし、ラインが瞬時に変化します。

せっかく痩せても、筋トレで部分的な筋肉を鍛えても、姿勢が悪ければ美しいボディーラインを作ることはできません。

姿勢を整える事で全身の筋肉を効果的に使うことが出来ます。日常的に、姿勢を整える習慣を付けボディーラインを整えましょう。

正しい姿勢正しい歩き方はこちら

○応用:もっとボディラインを磨きたいなら、自分の体に併せた筋トレを行うことも効果的ですが、な基本となるのは姿勢とウォーキングなので、筋トレも無理は禁物です。 いきなり、高度なことを行うのではなく、まずは柔軟な筋肉づくりから(ストレッチだけでも効果があります。)それと共に、簡単な筋トレ(ながら筋トレ)を行えば十分です。

ラインを整えるには、老廃物もだめです。リンパの流れを良くするケアを行いましょう。体の筋肉を日常姿勢で整えながら、最後に振る舞いをマスターすれば、どんな過酷なダイエットにも負けない美しいボディラインが手に入るはずです。 美しい振る舞いには、正しい姿勢と筋肉が必要なんです。

コアマッスルを鍛え美しい姿勢を得る

正しい姿勢は、全身の筋肉を使いますが、慣れないうちは、長時間美しい姿勢を保つことが出来ず、一瞬だけ正しい姿勢を保ち、直ぐに、元の悪い姿勢に戻ってしまいます。

長時間、正しく美しい姿勢を保つためにはコアマッスル(深層部の筋肉)を鍛える必要があります。

そうすることで、美しい姿勢が無理なく維持できるようになります。

腰や膝などで重心をとるのではなく、腹筋と背筋、更には身体の内側の筋肉を意識する事がポイントです。
基本姿勢を忘れずに、コアマッスルを鍛えましょう

1:腕を真直ぐに伸ばし真直ぐに立ちます。(指先まで真直ぐにを意識します)

基本姿勢で立ち、両手を横に広げます。
伸ばした腕が床と平行になるように指先まで意識し、真直ぐに伸ばします。
ヒップを引き締め、下腹部から腹筋を使い骨盤を真直ぐにします。
床・骨盤・腕が平行である事がポイントです。

2:骨盤をゆっくり廻します

骨盤の内側の筋肉を意識し、ゆっくり呼吸を行いながら、骨盤をゆっくり廻します(腰回し)。
この時、腕が床と平行を維持します。
呼吸を止めずに、左右10回まわします。大きくキレイな円を描くようにしましょう。

3:脚を大きく一歩前に踏み出します

腹筋を意識して力強く脚を大きく踏み出し膝を曲げます。(腕も真直ぐ前へ)
この時に、爪先と膝は同じ方向を向いていることと、爪先よりも、膝が出ていないことを確認してください。
横から見たときに、耳・肩・床までの線が身体の真ん中を通ることを意識します。
体幹部の筋肉をシッカリ意識し、姿勢を保ちましょう。

4:伸ばしたまま腕を外側へ広げるようにウエストからねじります。(内側の筋肉を抜かないでキープ)

呼吸を止めずにゆっくり吐きながらウエストを絞るように身体をねじり、10秒間を左右5回ずづ行います。
伸ばした手は床と平行になるように真直ぐに維持し、反対側の手は軽くモモに添える程度で、寄りかかってはいけません。
体幹部の力が抜けると腰に負担を掛けますので、体幹部を意識してシッカリ上体を引き上げましょう。

これを、まず一週間程度継続できるようにしましょう。
身体のコアの部分が鍛えられ、姿勢をとりやすくなるなることを実感できます。

美しい姿勢を華やかにするくびれ

特に薄着の季節では背筋を伸ばして、美しい姿勢をアピールしたいと思いませんか?
背筋を伸ばした時にできる、ウエストのなだらかなラインは、美しい姿勢の華です。

しかし、脇や腰に余分な肉があったら、背筋を伸ばしてもキレイなラインが見えません。
それが、余分に羽織ものに頼り、隠してしまうってことになってしまいます。

ウエストを引き締めるエクササイズをやれば効果があるのは分かっているのに特に暑い時期だとやりたくない。しかし、ぜい肉はなんとかしたい。

そんなときの簡単ウエスト引き締め方法です。時間のある時ならいつでも簡単にできます。

1:壁を背にして、正しい基本姿勢をとります。
この時、肩・腰・床が並行であることを意識して真っ直ぐに立ちます。
身体を真っ直ぐに維持するためには、ウエスト部分の筋肉を意識して上半身を引き上げることがポイントです。

2:足は床につけたまま、両手を前に床と水平に挙げて、身体の左右の壁をタッチします。
ウエストのひねりを意識してタッチするのがポイントです。

3:次は肩より上の左右の壁をタッチします。体側部の筋肉を意識して、大きく身体をねじります。
このポジションは、腕が曲がりがちになりますので、真っ直ぐに伸ばすことを意識しましょう。

1~3の方法で20回行います。

(呼吸を止めずに、ゆっくりと行いましょう。)

くびれたウエストは、だらしのない姿勢では、決して手に入れることはできません。
また、どんなにエクササイズを行っても、姿勢が悪ければ台無しとなります。
正しい姿勢は、それだけでエクササイズにつながるのです。
筋肉を使って上半身を支えるため、腹斜筋・腹横筋・腹直筋などのウエスト部分の筋肉を効果的に鍛えられ、くびれが生じます。

脚の筋肉のバランスを整えるエクササイズ

インナーマッスルとアウターマッスルのように筋肉は場所により働きも様々です。

同じ動きしかしないと、筋肉は偏って使われますから、そこから歪みが生じてきます。

普段の動作と逆のことをすると、普段使っていない筋肉が鍛えられ、身体の歪み改善に効果がありますので、行ってみましょう。

後ろ歩き
正しい姿勢で30歩、まっすぐに歩きます。

普段と逆の動作をする事で、筋肉のバランスを保ち、弱っている部分の筋肉を強化します。

身体に歪みがあると、左右どちらかに曲がってしまいますが、例え曲がってしまっても問題ありません。

何回か繰り返しやってみましょう。
意外と、1回目よりも2回目、2回目よりも3回目と、回数を重ねるとまっすぐに近くなってきます。

普段使わない、眠っていた筋肉が動き始めた証拠です。 

注意事項として、後ろに物が無い事を確認して行わないと、けがの原因となります。
できればどなたかとペアで行いましょう。