ダイエットの前に考えること

まず、ダイエットを考えるまえに

ヒトを考えてみます。

ヒトとは、動物界・脊索動物門・脊椎動物亜門・哺乳綱・サル目(霊長目)・真猿亜目・狭鼻下目・ヒト上科・ヒト科・ヒト属・ヒト種に属する、生物の一種であり、なおかつ動物の一種。「ヒト」はいわゆる「人間」の生物学上の標準和名である。

その学名「Homo sapiens」(ホモ・サピエンス)は「知恵のある人」の意味である。

とされています。

注目すべきは、「知恵のある人」であり、「ダイエット」という言語もこういうことからでてきたのでしょう。

人間が生きていく上に、有機栄養素のうち炭水化物、たんぱく質、脂肪は多くの生物種で栄養素であり、「三大栄養素」とも呼ばれます。


炭水化物は生物にとって大きく分けて

1 エネルギー源
2 形態構築の材料
3 分子的な「標識」

の3種類の働きを持ち、

タンパク質(蛋白質)とは、アミノ酸が多数連結(重合)してできた高分子化合物であり、生物の重要な構成成分のひとつでです。

脂肪とは脂(あぶら)ともいい、動植物に含まれる栄養素の一つで、動物の体内に主に含まれている脂肪を動物性脂肪といい、動物性脂肪は飽和脂肪酸を多く含むので融点が高い。

また、脂肪は哺乳類の動物の栄養として、重要で、植物に含まれている脂肪を植物性脂肪といいます。

植物性脂肪は不飽和脂肪酸を多く含むので融点が低い。
このため、菜種油のように常温で液体なものが多い。ただ、ココナッツ油やカカオバターのように飽和脂肪酸を大量に含む油もあります。

脂肪酸とは、長鎖炭化水素の1価のカルボン酸であり、炭素数が多いもの。特に12以上のものを一般に
高級脂肪酸と呼びます。

脂肪酸はグリセリンをエステル化して油脂を構成し、脂質の構成成分として利用されるほか、ヒトを含む多くの生体内ではエネルギー源として好気的に代謝されます。

また、脂肪酸は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分類され、

飽和脂肪酸はエネルギー代謝に重要な役割を果たすが、不飽和脂肪酸の役割はそれとは異なり、
動物実験により不飽和脂肪酸を欠くことで、皮膚障害、不妊などが引き起こされることからリノール酸、リノレン酸などが必須脂肪酸であることが示されました。

その後高度不飽和脂肪酸もプロスタグランジン類の原料や新生児・乳児の中枢神経系の発育の為に必須であることが示されました。

その中で、必須脂肪酸は、体内で他の脂肪酸から合成できないために摂取する必要がある脂肪酸であり、その理由として、多くの物質と比べて必要量が多く必須アミノ酸と同様に主要な体組織構成物質の
一角をなしていることや、三大栄養素であるタンパク質・炭水化物・脂肪のうち、脂肪分子の構成要素であることなどが挙げられます。   参考文献  -----Wikipedia-----

以上により、少しは人間の生体構成がおわかりいただけることと思います。

どれも人間にとって、必要不可欠な要素なんです。

これらを理解した上でダイエットをしないと極端なことですが、人間本来の生きる意味が問われ、「苦しい、辛い」ダイエットとなり、「無理な食事制限、運動」のあげく「リバウンド」となられる方がほとんどなのです。