ダイエットに繋がらない、ダメな典型パターン

頑張っているのに痩せない。いつも痩せたいと思っているのに行動できない。ダイエットや食べ物のこつがいつも頭の中から離れないなどの経験、思い当たるのではないでしょうか。

ダイエットは自分がイメージして、より良い自分に近づくための行動です。
したがって、本来やればやるほど生活が活き活きとするはずなのに、思いとは逆にやればやるほど暗い気分になってしまうのはどうしてでしょうか。

ダイエットも成功せず、気分も暗くさせるパターンとは

その1:現実逃避型
痩せたら「あれこれ」をしようと思って、ダイエットをする方がいます。当然痩せた後の自分をイメージし、色々な期待を持つことは良いことです。
しかし、その痩せたらする「あれこれ」が、痩せなくてもできることなら要注意です。

例えば、友達との約束をして、痩せたらコンサートに行く!痩せたら彼氏(彼女)を作る!痩せたら旅行に行く!痩せたらあの服を買う!痩せたら○○を始めよう!と、ダイエットをしている方がいるとします。

もちろんダイエットが上手くいけば、何も問題ありません。
しかし、そうではないのなら、コンサートに行けない(行きたくない)、彼氏(彼女)がいない(要らない)、服を買わない(本当はどちらでもいい、欲しくない)などを継続するために、ダイエットを失敗させているもう一人のご自身がいるかもしれません。

ダイエットの失敗を何かを「しない」ための道具として利用していたのでは、当然ダイエットを成功することはできませんし、生活を好転させるせっかくのチャンスも逃すことになります。

その2:目標不明瞭型
簡単に言えば、常に他人との競争、目を気にしてダイエットを継続する人のことです。自分の価値観や美意識でダイエットを行なえないために、自分の周りに自分よりやせている人がいる限りは、不安や不満を持ち続けます。

また、周りにそのような人がいなくても、テレビや雑誌などでのモデルの人など、虚像に対し闘いを挑むことになります。

経験の少ない子供の時期は仕方がないとしても、ある程度の年齢に達することで、価値観や美意識について独自の考えを持たなければ、いつまでたってもダイエットで満足感を得ることはありません。

その3:思いこみ、勘違い型
自分自身の体について客観的にみようとしない人です。下半身が太い、二の腕がたるんでいる、ぽっこりお腹などです。
実際、そうであったとしても正確にその度合いを理解していないのです。

例えば、自分のボディラインを紙に描いたりすると、気になる部分だけ誇張して太く書いたりします。イメージの中で、現実以上にその部分を膨らませているためです。
このような傾向がある人は、現実で痩せても頭の中でのイメージが変りにくいために、なかなか満足が得られません。

また、違った意味で、物事を広く考えないことによって起る勘違い型のダイエッターもいます。

例えば最先端技術のエステサロンやスポーツクラブができたということで、自宅から何時間もかかるのにもかかわらず、通おうとする人です。
本当に時間や経済的に余裕のある方ならいいのですが、そのうち会費だけ納めることになる、幽霊会員になるのは、まず間違いありません。

もし、長年ダイエットに挑戦していて、かつこれらのことに心当たりがあれば、深みにはまる前に今一度考え、軌道修正をされてみてはいかがでしょうか。